多摩川散歩 NO1−10
2009.12からスタートし2011.7月で終わりました。
このページはその前半でNO1から10番までです

多摩川上流 絵画風にアレンジ
多摩川は玉川、たま川とも書かれ、いろいろな場所、場面で使われております。
一般的には多摩川と書かれることが多いようです。
その源流は山梨県の笠取山の山頂真下に発して東京湾に流れ込んでおります。
支流は数多くあり、平井川・秋川・浅川・野川などがあり、多摩川水系として、大都会の飲料や田畑の水源などとして広範囲に及んでおります。
一般に多摩川としては東京都の水資源である奥多摩湖までが多摩川と呼ばれ、その上流はいくつもの川が流れ込みそれぞれの支流の固有名称で呼ばれているようです。丹波川・小菅川などです。
@多摩川上流・小菅川(小菅村の白糸の滝) 2009.12
1回目は小菅村の小菅川を東京の奥玄関とも言れる奥多摩湖の上流に有るのが小菅村です。
小菅村は山梨県です。その北にはやはり多摩川の源流の一つでる、丹波川が流れている、丹波山村(タバヤマ)が有ります。丹波川の上流には訪ねました。多摩源流 「小菅の湯」もオススメです。
数種類の温泉や打たせ湯、食事もできます。岩魚やソバがおいしい。
また支流が有り一之瀬川もその一つで笠取山のふもとにその源が有ります。
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白糸の滝小菅から大菩薩峠え抜ける山道の途中に有る小菅川源流の一つです。 |
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A奥多摩湖とその上流 2010.1
奥多摩湖の上流に有る橋を撮りました。湖の一番奥深い所で深山橋側の丹波川と小菅橋側の小菅川の二つに分かれています。
多摩川の源である奥多摩湖は小河内貯水池が正式名称で、都民の水ガメとして作られ、昭和20〜30年の始めごろにダムや発電所が完成しました。
湖底には649戸の家が沈んだとされています。現在もめている八ツ場ダムのことが連想できます。
奥多摩湖 湖上の橋

峰谷橋 深山橋
奥多摩湖の上流 小河内神社の 奥多摩湖の上流139号線入口
近く印象的な橋です

三頭橋 街道沿いのそばや
小菅川が奥多摩湖に流れ込む所 深山橋の付近

B奥多摩(鳩ノ巣渓谷)2010.2
JR青梅線の終着駅は奥多摩駅ですが、その手前が白丸駅です。
3回目の訪ねた所はこの白丸駅から鳩ノ巣駅〜古里駅までの多摩川の渓谷です。
春、夏、秋とハイカーで賑わう所でこんな東京都も有るんだと思わず都会の喧騒から解放される東京の一部です。
奥多摩の無人駅 秋の奥多摩
JR青梅線の白丸駅は無人駅でした 紅葉が川面に映っていました

鳩ノ巣渓谷のつり橋と渓谷絶景でした
つり橋の上から秋を満喫出来ました

C桧原村の名瀑(払沢の滝) 2010.3
日本の滝百選に入る桧原村の名瀑を訪ねました。26mの落ち込みが有るといわれる滝は神秘的です。
古くから大蛇が住むと言われており、8月には『払沢の滝ふるさと夏まつり』も行われます。
訪ねたのは前日で準備中でした。また払沢の滝は厳冬期に美しく結氷することでも知られ、氷結日付を当てる「氷瀑クイズ」を実施してます。
多くの人が夏は涼を求め、秋は紅葉、冬は滝の氷結を求めて訪れます。
払沢の滝 払沢の滝
夏の清涼を満喫 真冬には 墨絵にもしました
この滝が全面凍結をします

祭り準備? 払沢の滝
払沢の滝への道 滝の前で
D秋川渓谷(武蔵五日市) 2010.4
前月の桧原村の「払沢の滝」に続く下流の渓谷で多摩川の支流です。
訪れたのは桜の満開に時節で渓流に沿ってのハイキングは澄み渡った空と秋川の渓流を満喫できました。
夏はキャンプ場も有り釣りも盛んです。
川沿いの山々は江戸時代から続いている林業の町にふさわしくヒノキやスギが沢山見られ街道沿いは製材所も多く見られます。近くを通ると材木の香りも新鮮に感じ取れます。
食べ物は山菜を中心に多くの料理屋が有りました。
昼食には少々高い所も有ますが、探せばいろいろ有り「ほうとうウドン」などは手頃でおいしく旬の野菜を味わえます。
新緑や夏の渓谷めぐり、秋の紅葉など四季を通して楽しめる所です。
今回は「多摩川夢の桜海道」八十八ケ所の桜めぐりの中の75,76,78番の札所を訪ねました。
先ずは五日市駅からバスで「荷田子」に行き後は駅まで渓流沿いと山道です。
七十五番 龍珠院名物とお焼きの売店
七十六番 光厳
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龍珠院から(よってみんべい「瀬音の湯」)のノボリにそって1km歩くとの足湯や風呂が楽しめロッジで宿泊もできる「瀬音の湯」へ着きます。 |
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戸倉城跡の麓にたたずむ寺で都内三大 巨樹の一つで有る桜が見事な寺で足利尊氏より創建された古刹 |
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光厳寺
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見事な桜 
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街道沿いの酒蔵「喜正」
今日はここでは買わずに見学だけ |
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大屋根の本堂1373年(応安6年)の古刹小田原北条氏とのかかわりが深い
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E御岳渓谷(御岳山 沢井) 2010.5
NOBの鳩ノ巣渓谷に続く渓谷で名水百選に指定された景勝地です。
新緑や夏の渓谷めぐり、秋の紅葉などと共に近くには玉堂美術館、
吉川英治記念館、酒蔵なども有り四季を通して楽しめる所です。
御岳山929mへはJR青梅線の御岳駅からケーブルの滝本駅経由の
登山電車も有り気軽に登れます。山頂では武蔵野の野草などの植物
が楽しめます。
お隣の沢井駅には多摩の酒「沢乃井」で有名な酒蔵もあり、
見学もできます。
沢井駅近くの公園 堂の歌碑(奥多摩の山中にて)夏の清涼を満喫できます 橋の横に有りました
沢井駅近くの休み処 川井キャンプ場お酒と、お団子がおいしかった(甘辛党) 

川井駅より 直線の美しさ |
F吉野梅郷(日向和田〜二俣尾) 2010.6
吉野梅郷はJR青梅線の日向和田から二俣尾駅の間にある梅林を言います。
2月下旬から3月までが見ごろでシーズンには梅の花を求めて大勢の観光客で賑わいます。
その木の数は2万5千本と言われています。3月の梅まつりには露店や近くの商店も華やぎます。
4月の都内の桜に劣らず早春の景色と梅の香りが楽しめます。
多摩川 奥多摩橋
奥多摩渓谷とは違いやや緩やか 俣尾駅から多摩川を渡る

奥多摩橋 梅の公園
梅の香りの公園を歩きます

一面の梅林 名物まんじゅう
梅郷を望む 土産物の行列
紅梅 神代橋
明白院境内にて 日向和田駅近く
街道筋にて
レトロなお店

G 釜の淵周辺(JR青梅駅) 2010.7
JR青梅線の青梅駅から多摩川の方に歩いて行くと多摩川が大きく蛇行しています。
その近くが水の公園(釜の淵公園)になりますレトロなお店。夏から秋のシーズンは此処は東京かと思えない静かさで、きれいな流れの多摩川です。
美術館、博物館、赤塚不二夫館やかんぽの宿なども近くにあり、駅周辺は昭和のレトロを楽しめる個所も有ります。
公 園 柳淵橋
多摩川は大きく蛇行し遊び場には最適 森と多摩川が一体となった静かな所

かんぽの宿 釜の淵公園
公園の中にある宿 釜とは昔は淵が深かった所から来ている。

S42年公園となり現在市民会館、
プール、博物館などが整備されている。
昭和の街青梅案内解説 昭和の活動ポスター
昭和映画看板は青梅在住の絵師のものです。青梅駅構内「旅愁」と「快傑黒頭巾」

昭和の名画 旧稲葉家(有形民俗文化財) ジェニファ、ジョーンズ・ モンゴメリー クリフト
主演 デ、シーカ監督 江戸時代後期の仲買問屋

H 多摩川上水堰周辺(JR羽村駅) 2010.8
東京の水道水の源である多摩川上水はこの羽村のある取り水口です。
玉川上水は承応2年(1653)、玉川庄衛門・清衛門兄弟の指揮下に完成したと言われています。
すいぶんと古い歴史が有りますね。
武蔵野の大地であるこの羽村の地帯から四谷までの40数キロの水路を完成させてのです。
今では多摩川と荒川の2系統が東京都民の東京水として飲料に最適な水道としてPRされています。
この近辺には当然、水を利用した酒蔵がいくつも有り東京の地酒ですね。
石川酒造の「多摩自慢」が有名、他には田村酒造の幻の酒「嘉泉」あります
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羽村駅から多摩川に出る手前にある。
推古天皇による創設で平将門の創建
と云われているが本殿は江戸初期の
様式、都有形文化財。 |
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多摩川土手にある三田雅楽之助 (みたうたのすけ)平将定の墓。 |
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中世に青梅一帯を支配していた
豪族三田氏一門の武将、近くに
一峰院がありその開祖でもある。 |
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この辺一帯は情操空間と言うそうです。 周りはすべてが癒し空間です。 |
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多摩川にはこのような距離を表示する掲示が沢山あります。 |
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I 福生.拝島周辺 2010.9
拝島は中央線立川からJR青梅線、五日市線などで乗り継いで15分程の所です。
福生は横田基地の有る所でも有名です。最近は東京の田舎より住宅地や基地の街、工業団地などの側面もある郊外となりました。
多摩川の流れも、川幅が広くなり水量も多く土手は整備され遊歩道やサイクリング道路と利用されています。
川の両サイドは公園やサカー場や野球場も多くあり多くの市民が利用しています。
三頭山麓から流れ檜原村の払沢の滝などの秋川もこの近くで多摩川に流れ込みます。
多摩川も渓谷から都市部の川と言う感じがこの辺りから感じられる
睦 橋 遠望 春の小川
福生、昭島市側と対岸のあきるの市、 滝が原運動場の端のある小川の
八王子市をつなぐことになります。。 土手の桜並木とユキヤナギは見事です。
拝島大師と日吉神社 日吉神社と藤
拝島から20分ぐらい、天台宗厄除け、 境内の有る藤は大きく名物です。
商売繁盛。 毎年1月2日・3日に行わ 日吉神社は天暦六年(952)創建
れれるダルマ市は有名です。 多摩川の対岸に会った滝山城築城
初詣と合わせてたいへんな賑わいを に際し鬼門除けとして現在地に移され
見せます。 たそうです。
拝島水道橋 滝山城から見た多摩川
アーチ状の綺麗な型をした橋です。 八王子にある滝山城は北条照氏が城主。 河川も広くなっていますね。 現在は多摩川の櫓はないが濠や周りの
形状は残っている。
滝山城の周りの桜 滝山城址あとの公園
この近くは多摩川の南側の小高い春は桜見物で賑わい、ウォーキングの
丘陵地帯で武蔵野の雑木林と桜が多い。場所として自然が残る良い所です。
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